指の腱鞘炎が厄介な理由とその治療について

腱鞘炎を発症してしまうと厄介な箇所が、手の指です。発症した際には患部を出来得る限り安静にするというのが腱鞘炎治療の基本ですが、手の指の場合は日常生活における様々な動作にその動きが絡んでおり、無理に動きを制限しようとすると生活上の制約が大きくなってしまいます。加えて体の中で末梢部に当たる手の指は腱鞘炎を発する状態になっていると、関節の硬化や著しい血行不良を併発しているケースが多く見られます。これらの要素が絡み合う事で治療が思うように進まなかったり、時間が他の箇所以上に掛ってしまうという問題点があるのです。

そこで指の症状の治療には、工夫を施す必要があります。まず1つ考えられるのは、特定の作業・動きに特化した装具の活用です。常に指の動きを制限する訳では無く、例えばパソコンのキーボード使用においてのみ負荷を軽減するといった装具が最近は開発されており、上手く取り入れると不便は減らした上で指の負荷を軽減出来るようになっています。また意外な方法としては、全身のストレッチも有効です。

腱鞘炎を起し易い人は全般に筋肉が硬い傾向があり、これをほぐす・鍛えるといった事を通して炎症自体の緩和にも繋がる可能性があるのです。症状が出ている指のストレッチ等は逆効果にもなり兼ねませんが、他の部分の強化で血行促進に繋がって来るので栄養分が行き渡り易くなって、治療と共に再発の予防にも繋がって来ます。血行を良くするという意味では、指を動かさない状態でじっくりと入浴するというのも負荷が無い上に効果的と言えます。

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